《膝が曲がらない!?》打撲だと甘くみていると大変なことに

こんにちは!

長島治療院です(^^)/

気温も暖かくなりスポーツをされる方も増えてきたのではないでしょうか?

スポーツ活動の頻度も上がり、怪我が増えてくる季節です!

今日は、サッカーやラグビーなどのコンタクトスポーツに多いケガ(「チャーリーホース損傷」別名モモカン)についてお話します。

チャーリーホース損傷(別名モモカン)とは?

 

大腿部の前面を強打した場合に筋肉の損傷が起きます。

 

スポーツでは、特にサッカーやラグビーといったコンタクトスポーツに多くみられます。

 

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発生機序

 

大腿四頭筋部の強打、コンタクトスポーツで相手選手の膝・肘・ヘルメットあるいはキックなどにより打撲を受けることで発生します。

 

分類

 

軽度:疼痛・腫脹は軽く、膝を90°以上曲げることが可能

 

中等度:疼痛・腫脹はやや強く、膝を90°まで曲げることが不可能

 

強度:血腫形成、膝を45°まで曲げることが不可能

 

症状

 

受傷直後は、鈍痛と損傷程度にもよりますが運動制限が見られます。

 

患部の腫脹・圧痛・膝関節の運動制限が見られます。

 

打撲の腫脹が強いと疼痛が強いだけでなく、筋内の出血や腫脹により筋内圧が上昇してコンパートメント症候群という疾患も合併してしま

うことがあります。

 

また、慢性化すると筋が骨化してしまうことや膝の屈伸動作が困難になってしまうことがあります。

 

治療法

 

ケガの直後から3日程度はアイシングを徹底して行い、内出血を抑えケガの度合いを最低限に抑えることが重要です。

 

また、血腫が出来にくいように膝を曲げたままアイシング(下の図)のように行います。

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荷重は可能な範囲で行います。

 

重度な損傷な場合、内出血が大腿前方に発生する場合もあります。

 

膝はできるだけ曲げた状態でアイシングを行います。

 

ほおっておけば治るだろうとは思わずに、早期の専門機関への受診をオススメします。

 

スポーツ活動復帰への条件

 

①疼痛や可動域制限がない

 

②筋力や柔軟性が十分に回復している状態

 

③俊敏性や心肺機能などの改善が得られている場合

 

当院では、ストレスとなっている原因を見つけ出し、根本的な治療を心がけております。

 

怪我の程度や競技種目などを考慮し、日常生活やスポーツ復帰した際に、怪我をした同じ状況になっても怪我をしないような強さや怪我をしない身体の使い方の獲得を目指し、リハビリを進めていきます。

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監修 柔道整復師・鍼灸師・あんまマッサージ指圧師 原田彰

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