筋・筋膜性腰痛(ぎっくり腰、腰椎捻挫)、腰椎椎間板ヘルニア、腰椎分離・すべり症の鍼灸治療とは!?

 今回は、「筋・筋膜性腰痛(ぎっくり腰、腰椎捻挫」、「腰椎椎間板ヘルニア」「腰椎分離・すべり症」といった腰痛に対する鍼灸治療を紹介します。

 

【筋・筋膜性腰痛】

 いわゆる腰痛症といわれるもので、ヘルニアや腰椎分離症などのように明らかな画像所見の見られないものを筋・筋膜性腰痛といいます。腰を使う動作や腰に負担をかける姿勢を続けることで、腰の筋肉、筋膜が損傷して炎症を起こしたり、過度に緊張した状態になって痛みが発生します。

 

【腰椎椎間板ヘルニア】

 腰の痛み以外に足のしびれ・筋力低下がある場合はヘルニアが疑われます。
ヘルニアは、背骨の骨と骨の間のゼリー状の椎間板が本来あるべき場所から逸脱することで、神経が圧迫され引き起こされます。

椎間板ヘルニア資料

 

【腰椎分離・すべり症】

 スポーツ選手・愛好家にみられる腰椎分離症は特に発育期(14歳前後)に多く、原因は発育期の過度なスポーツ活動で男女比では男子に多いと傾向があります。

 腰椎の関節付近の骨の連続性が絶たれたものを分離症と言います。腰椎分離症の前段階である疲労骨折は見逃されることも多く、早期の発見・治療が大切になります。さらに、その骨が前方にすべったものをすべり症といい、しびれなどの神経症状が出ることもあります。

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 このように腰痛でも様々な原因と症状がありますが、痛みに伴い周りの「脊柱起立筋」、「腰方形筋」、「大臀筋」、「中臀筋」といった筋肉が緊張することが多いです。

この筋緊張により、血流の低下、痛みの増加、関節可動域が低下してしまいます。結果的に治りを悪くしてしまいます。

 

 鍼灸治療は、筋肉の緊張部位に直接作用することができます。

 鍼の刺激によって、筋肉内の血流が上がり、さらに通電することで抵抗なく筋収縮がおきて筋肉の緊張を和らげてくれます。また、通電には鎮痛効果もあり痛み自体も緩和されます。

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圧痛点、緊張部位を探します。

 

 

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圧痛点、緊張部位に鍼をします。

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電気を流して筋緊張を和らげ筋肉の血流を上げます。

 

 鍼灸治療で筋肉の緊張と痛み自体を緩和させることで腰の動きも改善されます。

 ヘルニアの場合、鍼によってヘルニア自体を小さくすることはできませんが、血流が上がることで体の治そうとする働きを助ける事ができます。

 腰痛以外にも様々な疾患にも適応できますので、ぜひお試しください。