野球肘・肩て゛手術をする前に知っておきたい治療とリハヒ゛リの方法ー大阪・守口・北浜 長島治療院

野球をやっている人の中で、『野球肘』や『野球肩』という言葉を一度は聞いたことがありますよね?! また、『野球肘』や『野球肩』で悩んでる方も多く、手術をしないといけない状態まで悪化している方も多いと思われます。

その為、今日は野球肩・肘で手術をする前にしておきたい治療法とリハビリについてお話したいと思います。

 

①初めに投球障害についてのお話 投球障害とは、野球、ソフトボールなどに使用される球を「投げる」動作によって起こる障害の事を言い、主には肩の痛み・肘の痛みがほとんどで、一般的には「野球肩」「野球肘」として言われ、野球をやっている方の多くに知られています。 年齢的には小学生・中学生の発育期に多く発生しますが発育期の子以外にも高校球児・社会人・プロ選手まで幅広い方々にも認められます。また、投球動作の多い野球以外にもテニス・バレーボール・バドミントンなども「投げる」動作により障害されるケースもあるので野球以外のスポーツにでも認められることはあります。

では、なぜ投球動作する事によって肩や肘に負担がかかるのでしょうか?

ピッチャーが構え静止した状態からボールをリリースするという短い中で、肩には95kgから100kgの負担がかかり、それに対して肩の前面関節包(肩関節を支える袋)は80kg〜120㎏まで負担に耐えられると言われているので、投球する度に壊れるギリギリの力が肩にのしかかっているからです。

それでも、なぜ何度も投球動作をしてもその負担に耐え続けられているのか?

それは人は皆、この負荷に耐える為に微妙なバランスで投球フォームを作っているから負担に耐える事ができているのです。ですが、コンディション不足や過度の投球・柔軟性の低下・筋力の低下や未発達などの要素が投球フォームの乱れに繋がり、肩や肘に負担を掛けてしまいます。また、投球動作は足の爪先から手の指先まで一連の流れの動作(運動連鎖)が必要になってくる為、この運動連鎖が乱れることにより肩以外に肘や腰、股関節等にも負担がかかるようになります。

これらの理由により投球動作を続ける事で肩や肘に負担がかかり、野球肘や野球肩を誘発させます。

 

 

②次に投球動作の運動連鎖についてのお話 肩や肘にかかる負担が最小限の状態で早いボールを投げるには、

下半身⇒体幹⇒肩甲帯(肩甲骨)⇒上肢(腕)⇒指先⇒ボール

という順に力を伝える。この一連の動作が効率の良いスムーズな投球動作の流れとされています。

しかし?コンディショニング不足やオーバーユース(使い過ぎ)による疲労、スキル不足などによって運動連鎖の上流(上半身)の部位に機能低下が起こると、上流(上半身)の機能を補おうと下流(下半身)の部位にストレスが増大します。この状態が続くと股関節や体幹、肩甲骨周囲に障害が起こり、肩や肘に過剰な負担がかかります。これが投球障害に繋がります。

では、肩や肘に負担をかけない為には、どこの部位の機能を上げたら良いのか?

 

1、肩甲帯(肩甲骨)の機能アップ

肩甲骨周囲にある筋肉の硬さや弱さが投球動作中に起こる肩甲骨の動きを邪魔したり、肩関節を不安定にしてしまっている選手が多いです。 また、ボールへ与えるエネルギーは上肢(腕)と肩、下肢の筋肉と体幹の回旋力が決めてになっていて、そこで肩甲骨がうまく機能しない状態だと、せっかく下肢と体幹で生み出された大きな力がうまくボールに伝わらなくなります。また、肩や肘に無理なストレスをかけてしまうことになります。

そこで皆様にして頂きたいメニューとして

①肩甲骨安定化トレーニングhttps://www.youtube.com/watch?v=nSQVwgm6fPYhttps://www.youtube.com/watch?v=XSVIw-GcaJQ

②肩のインナーマッスルトレーニング:https://www.youtube.com/watch?v=kJI1krD1PLA:https://www.youtube.com/watch?v=x2HB2EYNtcAhttps://www.youtube.com/watch?v=ZB8rW2Qe5N4

③広背筋ストレッチ:https://www.youtube.com/watch?v=xQxz3Pl4c_4

④肩のストレッチ:https://www.youtube.com/watch?v=oWXNd0k_nfY

 

2、股関節の機能アップ

股関節が硬くなったり安定性が低下することにより、軸足で上手く立てない(片足立ちができない)バランスを崩しやすくなる、フォームの始動が乱れるステップ足への並進運動の乱れが出る投球時に体が開きやすくなるなどが起こり運動連鎖の乱れが生じ、肩や肘に負担がかかります。

そこで皆様にして頂きたいメニューとして

①股関節周りのトレーニング:https://www.youtube.com/watch?v=9HaKXB-q7y0https://www.youtube.com/watch?v=vbvBwU38dx8https://www.youtube.com/watch?v=vHWq00Edjq8

②ハムストリング(太もも裏)のストレッチ:https://www.youtube.com/watch?v=Qhkm1AW0zEg

③お尻のストレッチ:https://www.youtube.com/watch?v=c1sCllf2kIk

④腸腰筋のストレッチ:https://www.youtube.com/watch?v=A5paoq28R_I

 

3、体幹周囲の機能アップ

胸や腰が硬いと肩甲骨の機能を低下させるので、パフォーマンスの高いプロ選手は胸や腰が柔らかいことが多く、投球時に背中がきれいにしなっている為高いパフォーマンスを生むことが出来ているので、体幹の柔軟性や筋肉の重要性が示唆されます。

そこで皆様にして頂きたいメニューとして

①ドローイン:https://www.youtube.com/watch?v=03qIB5PBxSA

 

これらなどのメニューをして頂く事により、投球障害の予防及びリハビリが出来るかと思います。

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監修 柔道整復師・鍼灸師・あんまマッサージ指圧師 原田彰

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