【運動部員要注意】疲労骨折にもなりえる、シンスプリントの原因と対処法

今日紹介するのは、スポーツをされている学生に多いシンスプリント(別名:過労性脛部痛)について、お話します。

 

シンスプリント

 

シンスプリントとは下腿内側の筋肉が疲労することで筋力の伸張性が失われ、筋肉の牽引により骨膜の損傷や炎症をきたします。

休みの少ない学生によく発症し、そのまま痛みを我慢し競技を続けていると疲労骨折に移行する場合もあります。

また、シンスプリントはX線像で異常所見が見られません。

 

発生原因の多いスポーツとして、ランニング・ジャンプ・ターン・ストップ動作が多い競技に発生しやすくなります。

実際になってしまったらどうすればいいのか?

シンスプリントの早期回復には以下の3つがポイントとなります。

 

まず、RICE処置というものが重要になってきます。

1、RICE処置とは

①安静(rest)

②冷却(ice)

③固定(compression)

④拳上(elevation)

これらの頭文字をとったもので写真のように行います。

 

 

2.柔軟性の獲得・・・下腿三頭筋ストレッチ

・シンスプリントの原因となっている下腿内側筋群の柔軟性を獲得するために下腿三頭筋のストレッチをおこないます。

図のようにタオルを足の指の方にかけ膝を少し曲げた状態でタオルをゆっくりと引っ張ります。

これを20秒~30秒ほど行います。

次に、膝を伸ばした状態で20秒~30秒ゆっくりと伸ばします。

 

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3.筋力の獲得・・・下腿三頭筋筋力トレーニング(座位カーフレイズ) 正しい動きの再獲得を目的としたトレーニングが必要になります。

・下腿三頭筋の筋力トレーニングを行います。

椅子に座った状態で足を肩幅に広げます。その状態から踵をあげてつま先立ちを繰り返します。

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当院では、専門のトレーナーが治療からリハビリまでの競技復帰までをしっかりとサポートさせて頂きます。

このような症状でお困りの方は、当院に一度お越しください。

 

 

【参考文献】

・柔道整復学理論

・日体協アスレティックトレーナーテキスト③ スポーツ外傷・障害の基礎知識