治療を行わないと変形が残ってしまう鎖骨骨折とは!?

今日は、スポーツなどでよく起きる鎖骨骨折を紹介します。

特にスポーツの中でも、ラグビー・アメリカンフットボールなどコンタクトスポーツでよく発生します。

また、日常生活などでも転倒した際に鎖骨骨折を起こることがあります。

骨折しやすい部分では、下記の写真の脆弱部分で横断面を見ても1番折れやすくなっています。

鎖骨部の脆弱ポイント

発生機序

自転車、柔道やラグビーなどのコンタクトスポーツなどで肩から倒れた時に発生しやすい。

症状

外観かららみても判断できる変形、肩幅が狭くなっているように見える、皮下出血、腫脹、腕の運動制限

合併症 

鎖骨骨折がもとで、神経損傷や内臓損傷なども見られます。

治療法とリハビリ

鎖骨骨折の多くは、保存療法で良好なことが多いですが、骨折部を安定させるために鎖骨バンドなどで固定を必要とします。

鎖骨バンドの固定は写真のように行います。

鎖骨骨折

 

鎖骨骨折2

 

また、鎖骨骨折でも転位が大きかったり、スポーツの早期回復の為に手術を行うケースもあります。

リハビリとしては、チューブトレーニングを行ったり徒手抵抗による筋力トレーニングを行います。

チューブトレーニングは写真のように行います。

 

棘上筋トレーニング

棘上筋トレーニング

①小指を上にしチューブ(500mlペットボトル)を持ち身体の横に腕をおろします。
②①の状態から真横ではなく、少し前(身体の横から30度ほど前)にあげます。この時、上げすぎず脇と身体の角度が30度ほどまであげます。上げすぎるとアウターマッスルを使ってしまいますので少しあげるだけで大丈夫です。
※この動作をゆっくりと15〜20回を繰り返してください。このとき肩が上がらないように注意してください。肩の上のあたりがジワーッときてたら大丈夫です。また、小指を上にしてすると痛みが出る方は親指を上にして行ってください。

 

 

棘下筋トレーニング

棘下筋トレーニング

①脇にタオルを軽く挟みます。手の平を上に向け地面と平行になるまで肘を曲げます。
②チューブを両手で持ち外側に引っ張ります。この時、脇は閉じたままで無理に引っ張らず、肩から30度くらい開けるだけで大丈夫です。また、肩が上がらないようにしましょう。
③ゆっくりと元の位置まで戻します。
※これを15〜20回ほど行います。チューブがお持ちでない場合は500mlのペットボトルに水を入れて行ってください。

痛みが出ない範囲でゆっくりと行ってくださいね!!

肩甲下筋トレーニング

肩甲下筋トレーニング

 

①脇にタオルを軽く挟みます。手の平を上に向け地面と平行になるまで肘を曲げます。
②チューブを両手で持ち内側に引っ張ります。この時、脇は閉じたままで無理に引っ張らず、肩から30度くらい閉めるだけで大丈夫です。また、肩が上がらないようにしましょう。
③ゆっくりと元の位置まで戻します。
※これを15〜20回ほど行います。チューブがお持ちでない場合は500mlのペットボトルに水を入れて行ってください。

 

当院では、鎖骨骨折を疑った場合、専門機関を紹介いたします。

また、当院で使用している、微弱電流エレサスは鎖骨骨折の治療にも大変有効で、治癒を促進する効果があります。