間違えだらけの筋トレ〜効果的に筋トレする3つのポイントとは〜

筋トレブームの中、間違った筋トレをされているお話をよく耳にします。

 

今回は、間違った筋トレでダイエット、肉体改造を失敗せず、効果的に筋トレを成功させる3つのポイントをお伝えしていきます。

 

1.正しいフォームでの筋トレ

2.休んで筋トレ

3.筋トレ前のストレッチ

 

1.正しいフォームでの筋トレ

 

まず初めは、筋トレを成功させるうえで重要なトレーニングフォームについてです。

 

当院でトレーニング経験者やジムでトレーニングをやっているという方をよく見かけますが、ほとんどの方がしっかりとしたフォームでトレーニングを行えていません。

 

間違ったフォームで筋トレを行うとトレーニング効果がうまく現れず、また、ケガのリスクも高まってしまいます。

 

間違ったトレーニングフォームで行い続けると脂肪燃焼や筋力アップなどの目的を達成することができなくなり、最終的にはダイエットや肉体改造を諦めてしまうということになってしまいます。

 

間違った筋トレでよく目にするのが「スクワット」です。スクワットは、下半身の筋トレの代表的な種目でもあり、効率的に臀部、太ももの筋肉に刺激を入れることができます。

 

このスクワットが正しいフォームで行えていない方が非常に多いです。

 

一番多い間違えは、「膝を前に出したスクワット」です。膝を前に出して、膝主体の運動になると効率よく、太ももの前の筋肉の大腿四頭筋に刺激を加えられますが、一方では、膝にかかるストレスが増大してケガのリスクも高まってしまいます。

 

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スクワットは、脊柱、股関節、膝関節、足関節など多くの関節の動きを組み合わせた複合したトレーニングです。

 

膝の関節だけでなく、複合させた運動が重要になり、動員される筋肉も増え、トレーニング、ダイエットの効率を上げてくれます。また、ケガのリスクも大幅に低下します。

 

痛みやケガはトレーニング、ダイエットの成果を出すのには難敵です。

 

痛み、ケガなく筋トレ、ダイエットするのには、プロのトレーナーによる正しいフォームでの筋トレ、ダイエットをオススメします。

 

2.休んで筋トレ

 

毎日休まずに筋トレ頑張っていませんか!?

 

毎日筋トレするやる気はとても良いことですが、筋肉にとってはあまり良いことではありません。

 

筋トレ後には、筋肉はダメージを受けています。このダメージを回復させるようにしっかりと筋肉を休ませなければいけません。

 

適切に休ませることで、筋肉は回復、修復されて、筋肉は大きく成長します。このことを「超回復」と言います。筋肉の超回復は、「48時間〜72時間」かかると言われています。

 

この期間に筋肉痛が起こり、筋肉が修復されていきます。しかし、運動強度によって超回復の時間は、「48時間〜72時間」とは限りません。運動強度によっては、この時間以上になることもあります。

 

筋肉痛のあるうちは、その部位の筋トレを控えてストレッチなどを行ってゆっくりと休ませるようにして下さい。

 

休ませるのはもったいないと思う方は、部位別にトレーニング日を変えることをオススメします。例えば、今日上半身の筋トレを行ったのであれば、明日は下半身といった形で行うと効率よく、筋肉に超回復に期間を与えながらトレーニングすることができます。

 

3.筋トレ前のストレッチ

 

最後は、筋トレ前のストレッチです。

 

筋トレ前には、ゆっくりじっくりとストレッチはあまりオススメしません。筋トレ前には、これから筋肉を動かしますと指令を送らないといけません。そのために、少し反動をつけて動かしながら伸ばすようにして下さい。

 

このストレッチを「バリスティックストレッチ」と言います。このストレッチについて、紹介しているブログがありますので、読んでみてください。

〈トレーニングのお悩み相談室〉脂肪燃焼!トレーニング効果アップ!!トレーニング前、ゴルフ前に最適なウォーミングアップとは!?

 

筋トレ前に、効果的なストレッチを行うことで、筋トレ効果とダイエット効果もアップします。また、ケガのリスクも大幅に減少します。

 

 

 

この3つのポイントを頭に入れて、筋トレに励んでみてください。

 

知らずに筋トレするのと知っていて筋トレするのでは、筋トレの効果やダイエット効果は大きく違ってきます。

 

是非、お試しください。また、筋トレやダイエットでお困りの方は気軽にご相談ください。

 

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監修 日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー 齋藤良気

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