皮膚は内臓の鏡! ~にきび編~

【にきび】

どんな状態?

思春期から青年期にかけて、顔や胸、背中などに現れる、粒状の皮膚の出来物です。30歳以降になって生じることもあります。直接的な原因は「アクネ菌」という細菌の感染ですが、ホルモンバランスの乱れや男性ホルモンの増加、体質や生活習慣、食生活など、さまざまな要因で生じると考えられています

にきび

治療法は?

皮膚科など一般的な治療法では、抗菌薬(抗生物質)や非ステロイド系の抗炎症薬、ビタミンA類似薬などの塗り薬を使ったり、ビタミンCや抗菌薬を服用したりする治療が行われます。柔症例では、専用の器具でにきびの角質や皮脂、膿などを押し出す治療をすることもあります。こうした治療とあわせて生活習慣や食生活の見直しなども実施していきます。

漢方では、にきびの根本的な原因に注目して治療を進めていきます。例えば、にきびができやすい体質に、「血」の巡りが悪くなる「瘀血(おけつ)」と呼ばれる状態があります。その場合、瘀血を改善する「駆瘀血剤」が用いられます。にきびが進行して化膿した皮膚トラブルにも漢方薬が有用です。

ワンポイントアドバイス!!

にきびができたらできるだけ触らないように。

こまめな洗顔などで、なるべく皮膚を清潔に保ち、悪化させないことが大事です。

 

にきびの方におすすめの漢方!!

○荊芥連翹湯(けいがんれんぎょとう)

副鼻腔炎(蓄膿症)、にきび、慢性鼻炎、慢性扁桃炎、アトピー性皮膚炎、慢性湿疹顔面皮膚、咽喉、扁桃、鼻などに慢性炎症がある。皮膚が浅黒く、腹筋が緊張していることが多い。

○桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)

月経障害(月経困難症、月経痛、月経不順)、更年期障害(頭痛、めまい、のぼせ、肩こりなど)、打撲傷、冷え症、しもやけ、しみ、肩こり、めまい、頭重、痔、じんましん肩こり、めまい、のぼせ、頭痛頭重、足冷えなどの”お血(おけつ)”の症状がある。下腹部の膨満と圧痛、月経障害、または更年期障害を伴う。

○桂枝茯苓丸加薏苡仁(けいしぶくりょうがんかよくいにん)

尋常性ざ瘡(にきび)、手足のあれ、しみ、月経不順、血の道症、子宮筋腫にきび、しみ、手足の荒れ、子宮筋腫などがある。肩こり、めまい、のぼせ、頭痛頭重、足冷え、下腹部の膨満と圧痛、月経障害などを伴う。

○十味敗毒湯(じゅうみはいどくとう)

急性および慢性湿疹、じんましん、化膿性皮膚疾患(せつ、よう)、アトピー性皮膚炎、にきび、おでき化膿傾向がある湿疹がある。分泌物の多い湿疹にはない。あるいは、じんましん、おできがある。

○清上防風湯(せいじょうぼうふうとう)

にきび、顔面湿疹顔面や頭頚部にニキビや化膿傾向のある湿疹がある。

漢方

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 参考文献:お肌の漢方バイブル

 

 

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