本当に突き指?〜手術後から復帰までの道のり〜

こんにちは!A.T.長島治療院です!(^^)!
1度は経験したことがある方も多い 『突き指』
「放っておいたら治る」「とりあえず冷やしとこう」と思われる方も多いと思います。
しかし、ただの突き指と判断しないでください!
突き指は 骨折の可能性 もあり、そのままにしておくと
変形や指が曲がらない・伸ばせないまま固まってしまう ことがあります。
そして場合によっては手術の可能性もあるので、
自分で判断をせず、すぐに医療機関を受診しましょう。
今回は突き指と思い当院を受診された方の
スポーツ復帰までをご紹介します。
★患者様情報★
・中学1年生(13歳)
・バスケットボール、フィギュアスケート
★発生機序★
バスケットボールの試合中、ボールを取る際に右手薬指を負傷されました。
本人は突き指をした感覚だったようです。
痛みがひどく試合会場からそのままアイシングをした状態で当院を受診されましたが
思いっきり突いたようで、爪が半分ほど剥がれ出血がひどく、
骨折の可能性がとても高い状態 だったためすぐに病院を紹介させていただきました。

今回は突き指ではなく、『マレットフィンガー』という骨折をした状態でした。
マレットフィンガーは程度によって治固定方法やリハビリの方法が変わってきます。
★マレットフィンガーの分類★
�T型:骨折はなく、指先の関節を伸ばす腱が断裂している状態
�U型:骨折を伴うが、関節を大きくまたぐ骨折ではありません。
骨折はあるが、腱の損傷はない状態
�V型:骨折片が大きく、関節部分を大きくまたいでいる状態
関節部分では脱臼を生じていることもあります。
今回は �V型で脱臼や指先の骨片の転位(今回は特に捻じれがみられました)がひどく
オペになったのでオペ後から復帰までをご紹介します。
★オペ後★
〜約1カ月間
針金を入れて固定を行っていたため
1週ごとにレントゲンで骨の転位や骨癒合の確認を行っていました。
その間、当院ではまだ指のリハビリは行うことができないので
下半身や体幹のトレーニングを週2回行い、体力や持久力の維持を行いました。
〜針金除去から1週間
転位の可能性や骨癒合も始まっていたので、オペ後1ヶ月で針金除去を行い、簡易固定に変わりました。
固定が外せるようになれば、ドクターの方と連携を取り
トレーニングと LIPUS治療 を平行して行っていきました。
LIPUSは骨癒合を促進してくれる効果があるので毎日20分の通電を行いました。
〜針金除去から2.3週間
運動の許可は出ていませんが、簡易固定も除去され
いよいよ本格的に当院でのリハビリがスタートしました。
約1カ月半も固定を行っていたので骨折していた指だけでなく
他の関節の可動域回復から順番に行いました。
初めは手首を曲げることも、腕の筋肉のツッパリ感を感じ動かしにくいとおっしゃっていました。
〜骨折部の可動域訓練
骨折部の関節可動域訓練の許可が出てからは
ほぼ毎日リハビリを行いました。
�@可動域の改善
�A物を掴む動作
�B握力の回復
まずはこの3つを行い、指の動きを出していきます。

〜術後約二か月半
競技復帰することができました!!
今回の患者様はフィギュアスケートということで、
転倒時に手をついてしまう可能性が高いため競技復帰は慎重に行いました。
もちろんその間のトレーニングや、フィギュアスケートの練習の中で
危険性がないものは少しずつ指導して行います。
リハビリを行ったことにより、 競技復帰後も筋力・体力の低下を全く感じることがなく!!
スケートのジャンプなど行うことができたようです。
もちろん個人差や競技によって復帰の目安は変わってきますが
その間にできることは沢山あります。
普段はなかなか行えないストレッチやトレーニング、基本的な動作を時間をかけて行うことで
負傷前よりパフォーマンスアップすることもあります!!
そして何より早期発見が大切になるので、
痛みや違和感を我慢せず、復帰やパフォーマンスアップのお手伝いをさせてください!(^^)!