様々な肩の障害

肩関節前方脱臼、肩鎖関節脱臼、肩腱板損傷、SLAP病変
単純に肩の痛みといっても、筋肉の柔軟性、肩や肩甲骨周辺の筋力低下、時には下半身の柔軟性不足や筋力低下が原因のこともあります。放っておくと肩だけでなく肘を痛めたり、手のしびれが出ることもあるため、早い段階で原因をはっきりさせ適切な処置を受けることが重要です。
当院では、肩だけでなく全身の状態を検査し、最新の微弱電流機器と手技・ストレッチ、骨盤矯正、障害部位のトレーニングを通して根本からの治療・機能改善を行います。

肩関節前方脱臼
スポーツ活動中の受傷が圧倒的に多く、ラグビーやアメフト、サッカー、柔道などのコンタクトスポーツやスキー、スノーボード、野球などの転倒・スライディングで発症することが多いです。急性期からしっかり処置をしないと習慣性に脱臼するようになり、ひどい場合は寝返りやあくびで脱臼することもあります。

肩鎖関節脱臼
鎖骨外端と肩甲骨外端(肩峰)の関節が脱臼することをいいます。転倒などにより直接肩を強打した場合に見られ、ラグビーや柔道、アメフトなどのコンタクト競技、スノーボードや競輪などの落車で受傷することが多いです。Ⅱ度以上になると外見上、患側の鎖骨が浮き上がるため容易に診断できます。スポーツ現場ではⅠ度からⅢ度の損傷が圧倒的に多く認められます。

肩腱板損傷
肩を支える筋肉の損傷のことをいい、加齢によって何らかの外力が加わって発症することが多いため50歳以上の中高年に多い疾患です。多くは棘上筋腱と棘下筋腱に起こり、受傷当初は炎症により夜間痛や安静時痛が顕著で、時間経過とともに炎症は消失するものの、肩の引っかかりや脱力現象などの機能不全が顕著に認められます。

SLAP病変
肩関節の上方関節唇剥離のことで、関節の安定性を高める関節唇が剥がれる状態です。投球動作のほか、ヘッドスライディングで肩を捻ったり、ダイビングキャッチで肩を強く打った際に起こることが多く、肩を脱臼した際に同時に損傷することもあります。一度剥がれた関節唇は自然には治りませんが、しっかり治療を行いましょう。改善しない場合は手術になることもあります。


