皮膚は内臓の鏡! 〜乾燥肌編〜
2015/03/03カテゴリー:おすすめ美容情報,スタッフブログ
【乾燥肌】
どんな状態?
皮膚は表皮、真皮、皮下組織の3つの層に分かれています。
表皮の最も外側にある角層の水分量が低く、皮脂の分泌が少ない状態を、乾燥肌(ドライスキン)と呼びます。男性より女性に乾燥肌が多く、また加齢にともない、乾燥しがちになります。
こうした皮膚は、外部からの刺激を受けやすく、かぶれや湿疹の原因にもなるので注意が必要です。
治療法は?
乾燥肌は、基本的にはセルフケアで対応していきます。
乾燥がひどく、かゆみなどを伴う場合は、保湿外用座位など皮膚を保護する薬が用いられています。かゆみが強い場合は、ステロイド外用剤や抗ヒスタミン剤の飲み薬なども使われます。
漢方では、乾燥肌は「血」が不足したり、滞ったりしている状態と考えられています。そこで「血」を改善したり、潤す作用のある漢方薬などを使います。その方の体質や症状に合わせて、漢方薬を使い分けます。
ワンポイントアドバイス!!
顔やカラダを洗う時はゴシゴシこすらず、入浴後は保湿薬液を塗りましょう。
紫外線対策も乾燥肌の予防に繋がります。
乾燥肌の方におすすめの漢方!!
○温清飲(うんせいいん)
更年期障害、血の道症、月経困難症、月経不順、不正出血、皮膚炎、湿疹、じんましん、皮膚掻痒症、口内炎、神経症皮膚の色つやが悪く乾燥ぎみで、手足がほてり、のぼせる。ときに不眠、精神不安を伴う。
○四物湯(しもつとう)
産後・流産後の疲労回復、冷え症、しもやけ、月経不順、月経痛、血の道症、しみ、更年期障害、貧血血色が悪い冷え症の人で、月経障害、産後不調、貧血、冷え症、更年期障害などがある。皮膚枯燥(乾燥して、つやがない)を伴う。胃腸障害はない。
○当帰飲子(とうきいんし)
慢性湿疹、かゆみ、じんましん、アトピー性皮膚炎、皮膚掻痒症分泌物の少ない皮膚病がある。赤みが少なく、かゆみを主とする。皮膚は乾燥している。
「A.T.長島治療院」 ?メディカルエステ・美顔鍼
北浜:〒541−0046 大阪市中央区平野町2−6−5 みすやビル5F
電話番号 06−6231−6505
地図:北浜
監修 鍼灸師 小林愛弥
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