肉離れ

このような症状でお悩みではありませんか?

  • 整形外科を受診して肉離れと言われたが、湿布を渡されて安静にして下さいとしか言われませんでした
  • 肉離れを一刻も早く治したいのですが、何をしたらいいのか分からない
  • 何度も再発する肉離れを、根本的に治したい
  • 肉離れしてからパフォーマンスが低下してしまって、思うように動けない
  • 病院で肉離れと言われたが、安静にしていたらずっと痛いままでどうしたらいいのか分からない

当院に来られる患者様からこのようなお話をよく聞きます。

たしかに肉離れを受傷した直後は安静にすることは大事なことですが、それだけでは早期復帰が出来ないだけでなく再発のリスクも残ってしまいます。

早期に競技復帰するためには肉離れとはどのようなメカニズムで起こるケガなのかを理解し、正しい治療と再発予防のトレーニングやセルフケアの実施が大きな鍵となります。

我々は「プロアスリートに提供するクォリティーを一般の方に」というコンセプトを胸に、〝プロの選手が受ける技術〟をスポーツ愛好家から地域スポーツをされているお子様、運動不足のサラリーマンの方から健康あり続けたい年配の方まで、幅広い層の方々に提供することにこだわります。

肉離れはなぜ起こる?

肉離れとは筋肉の収縮動作が急激に行われた際に筋細胞や筋膜が急激に引き伸ばされて「部分断裂」「完全断裂」をおこしてしまう筋肉の障害です。

筋肉の収縮動作が急激に行われる場面としては
・ランニング中の急激なペースアップ時
・テニスやサッカーなど、急な切り返し動作や方向転換時
・繰り返しのジャンプ動作(クラシックバレエなど)
など、
「爆発的な運動エネルギー」を必要とするケースが大半です。

  • 以下の様な特徴をお持ちの方は特に肉離れが発生しやすい状態です

    ・筋力不足
    ・筋力のアンバランス
    ・柔軟性の欠如
    ・オーバーワークによる筋疲労
    ・ウォーミングアップ不足

肉離れの症状は?

肉離れは症状の程度によって3段階に分けられます。

  • 第1段階・・・軽症

    症状は比較的軽く、部分的に小規模の筋断裂が生じているケースです。
    痛みはありますが自力の歩行が可能な状態です。

  • 第2段階・・・中程度

    筋線維の一部断裂、筋膜の損傷、皮下内出血を発症している状態。
    自力歩行が難しくなってきます。

  • 第3段階・・・重症

    筋線維に部分断裂が深く発症し、患部には陥凹部が確認できます。
    この段階になると自力歩行はほぼ不可能となり、痛みも非常に激しい激痛を伴うようになります。

    3段階で症状はさまざまですが、肉離れは応急処置の処置レベルによって、治療後の「競技への復帰までの期間」を大きく短縮することも可能となってきます。

    重度のものだと、写真のように内出血が出現します。

  • 太ももの裏(ハムストリングス)の肉離れ

  • ふくらはぎ(腓腹筋)の肉離れ

  • 内もも(内転筋)の肉離れ

肉離れを放っておくとどうなるのか?

肉離れを放っておくと、筋肉が固まり柔軟性の低下や関節の可動域(身体の動く範囲)の制限が起こります。

「肉離れは癖になる」とよく耳にしますが、肉離れを正しく治しておらず、原因を根本的に治療できていないから、また同じように肉離れをするといった方がとても多くおられます。

また肉離れは、怪我をした箇所をかばうように活動するため、肉離れの再発のリスクが高まるだけでなく、身体の他の箇所の痛みが発生する可能性も高まります。

スポーツ活動をしていく上で肉離れの治療を行わない、または途中で中止してしまうことはとても危険です。

肉離れに対する治療法は?

  • 肉離れの治療は一般的に保存療法(リハビリ)で行われます。

    病院などでの一般的な肉離れの治療は以下の通りです。

    ・安静指導
    ・湿布薬の処方
    ・痛み止めの処方 など


    整形外科などでの肉離れの治療は、多くの場合、安静指示や湿布の処方、痛み止めの処方で終わることが多く、競技復帰までの治療やリハビリを受けられる施設は少ないのが現状です。


    そのため、十分な治療が受けられず復帰が早すぎ肉離れを再発してしまう方、いつからスポーツ活動していいのか分からず安静期間が長すぎ筋力低下してしまっている方、不安感が強くスポーツをやめてしまわれた方も多くおられます。


    また、患部の治療を適切に行ってくれる病院でも、患部外の状態を確認する病院は少なく、再発のリスクまで考慮できていないケースや、患部以外に痛み出てくることで生活にも支障がでるケースもございます。

肉離れの方のオススメ治療

  • ハイボルト治療器

    急性期は炎症を早く引かせるために、アイシングや圧迫、固定などの基本処置と併せて、当院では微弱電流を用いて治療を行います。

    また当院のハイボルト治療器は使用するモードを変更することで急性期の炎症軽減だけでなく、疼痛の緩和なども可能です。

  • 鍼治療

    急性期以降、肉離れの影響による可動域制限や柔軟性の低下、患部の違和感などへの治療として当院では鍼治療をオススメいたします。

  • アスリハコース

    痛みが軽減し、競技復帰を目指す方や再発予防の為のコースです。
    肉離れは柔軟性や筋力などで再発の可能性が高くなるため、「一度怪我をすると癖になる」といわれる障害です。

    当院では、患者様の状態に合わせて競技復帰までのトレーニングや再発予防、パフォーマンスアップのトレーニングを行っております。

    痛みがなくなったから、競技復帰という安易な計画ではなく、きちんと身体の状態を復帰させることで「癖になる」を起こさせません。

肉離れの治療例

  • 急性期(受傷後~3日)

    肉離れを受傷した時点で、筋細胞は部分的な断裂によって大量の内出血を伴い、炎症反応が起こります。

    この炎症反応を最小限に抑えるために、受傷後直ちにアイシング処置を行うことが重要です。
    アイシングを行うことで血液の流れが鈍くなり、患部への「血液の過度な集中」を抑えることが出来ます。
    アイシングと併せて、バンテージなどで患部を圧迫・固定することも大切です。

    基本的な応急処置に加えて、当院では患者様の症状に合わせて、微弱電流など最新の治療器を用いることで急性期の炎症や痛みなど様々な症状を早期軽減させるような治療も行っております。

    さらに、患者様自身でもご自宅でアイシングを正しく行って頂くことでより回復が早まります。
    15~20分間の氷を用いた患部のアイシングが基本ですが、患者様の状態に合わせて担当スタッフから直接ご指導いたします。

  • 急性期以降

    炎症が治まってきたら、局所の循環回復や損傷した筋線維などの修復を促すため超音波療法やマッサージクリームを使って患部を強擦していきます。


    痛みが引いてきたら段階的に関節可動域訓練や筋力訓練、そして各競技の特性にあわせたトレーニングへと移行していきます。

  • <おすすめトレーニング>ふくらはぎの肉離れの場合

    座位でのカーフレイズ

    リハビリ初期(全荷重が出来ない状態)の筋力トレーニングです。

    ベッドやイスに座った状態でかかとを床から離し、ゆっくりとつま先立ちになるまでかかとを上げていきます。
    痛みなく両足で全荷重出来るようになったら、立位でのカーフレイズに強度を上げていきます。

このように、痛みがなくなったら即スポーツ復帰出来る訳ではなく、きちんとリハビリを行って、競技復帰することが再発予防のためにはとても大切です。

また、患部以外の状態もキチンと確認し、なぜ肉離れが発生したのかを確認し、患部の回復だけでなく、全身状態の調整、再発予防のトレーニングまで行います。

当院ではプロのスポーツ選手と同じように、あなたにあったプログラムを作成し、健康で美しい、ハイパフォーマンスな身体へと導きます。
どこにいっても解消しなかったあなたのお悩み、是非当院へご相談下さい。

お客様の声(肉離れ)

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