アキレス腱炎を放っておくとどうなるのか
アキレス腱炎をほおっておくとアキレス腱の断裂を起こすこともあります。また、ふくらはぎの筋肉の硬さがあるままだと、走った時などに腓腹筋やヒラメ筋の肉離れをする危険性があります。
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当院に来られる患者様からこのようなお話を聞くことがあります。
アキレス腱炎というのは、歩く・走る・ジャンプなどの激しい運動や動作を続ける事によってアキレス腱に負担がかかり、踵に痛みを起こしたり、アキレス腱が腫れるといった症状が出現します。
ほとんどがオーバーユース(使いすぎ)によって発生します。
特にマラソンなど走る競技をされる方に多くみられます。
当院では痛む箇所の治療にあわせて、今後再発しないような身体の使い方や、足のアライメントの確認、練習量などもお伺いした上で適切な治療、アドバイスを行います。
アキレス腱は、腓腹筋・ヒラメ筋(ふくらはぎの筋肉)を踵骨(かかと)に付着させている腱です。
この腓腹筋・ヒラメ筋は歩く・走るなどの地面を蹴る動作や足の関節を動かす際によく使われる筋肉です。
特に、つま先立ち・ジャンプ・走る動作では負担のかかりやすい筋肉なので、これらの動作を繰り返す事によって腓腹筋やヒラメ筋にどんどん負荷がかかり、硬くなる事でアキレス腱の付着部である踵の痛みや、アキレス腱の腫れを引き起こしてしまいます。
1.過度の走り込み
2.扁平足(足部の骨配列のゆがみ)
3.腓腹筋・ヒラメ筋の柔軟性の低下
これらの3つの要因が重なることでアキレス腱へストレスがかかり、踵などに痛みが発生します。
特に扁平足の方はアキレス腱炎になりやすいと言われております。
扁平足の足の骨の位置は、踵骨(踵の骨)が内側に倒れています。
そうすると踵骨に付着するアキレス腱も内側に倒れます。
これがアキレス腱へのストレスがかかってしまうことになります。
アキレス腱炎になると、以下のような症状が見られます。
・ランニングなどで走っている時に踵やアキレス腱に痛みが出る
・腫脹
・熱感
・アキレス腱を伸ばすと痛みが強くなる
・足首を動かすだけで痛みが出る
など
アキレス腱炎をほおっておくとアキレス腱の断裂を起こすこともあります。また、ふくらはぎの筋肉の硬さがあるままだと、走った時などに腓腹筋やヒラメ筋の肉離れをする危険性があります。
アキレス腱炎発症時には安静とアイシング、さらにふくらはぎのストレッチやマッサージを行います。
病院などでの一般的なアキレス腱炎の治療は以下の通りです。
・安静指導
・湿布薬の処方
・痛み止めの処方
など
整形外科などでのアキレス腱炎の治療は、多くの場合、安静指示や湿布の処方、痛み止めの処方で終わることが多く、競技復帰までの治療やリハビリを受けられる施設は少ないのが現状です。
そのため、十分な治療が受けられず復帰が早すぎていつまでもアキレス腱炎が治らない方、いつからスポーツ活動していいのか分からず安静期間が長すぎて筋力低下してしまっている方、不安感が強くスポーツをやめてしまわれた方も多くおられます。
また、患部の治療を適切に行ってくれる病院でも、患部外の状態を確認する病院は少なく、再発のリスクまで考慮できていないケースや、患部以外に痛み出てくることで生活にも支障がでるケースもございます。
炎症がある場合は、アイシングを行います。
炎症が取れた後には、ふくらはぎの筋肉の硬さを取っていきます。
また、今後アキレス腱炎にならないための柔軟性獲得や筋力強化と伴に正しい動きの再獲得を行っていきます。
ただ単に、ふくらはぎの筋肉の柔軟性を出すだけでなく、“なぜ痛みが出たのか”原因を追求し、根本的な治療を目指します。
急性期は炎症を早く引かせるために、アイシングなどの基本処置と併せて、当院では微弱電流を用いて治療を行います。
また当院のハイボルト治療器は使用するモードを変更することで急性期の炎症軽減だけでなく、疼痛の緩和なども可能です。
急性期以降、ふくらはぎの筋肉の硬さの影響による可動域制限や患部の違和感などへの治療として当院では鍼治療をオススメいたします。
痛みが軽減し、競技復帰を目指す方や再発予防の為のコースです。
当院では、患者様の状態に合わせて競技復帰までのトレーニングや再発予防、パフォーマンスアップのトレーニングを行っております。
痛みがなくなったから、競技復帰という安易な計画ではなく、きちんと身体の状態を復帰させることで根本的な治療を目指していきます。
このエクササイズは、ふくらはぎの筋肉を鍛える目的です!
左右の踵を合わせて、つま先は少し開いた状態から、踵を上げ下げします。
指の付け根に体重をかけて、ふくらはぎ全体に力が入る感覚があればGOODです!
ふくらはぎの筋肉が硬いままだと、足関節の動きが制限され、走った時の地面への着地の際などに衝撃を緩和できなくなります。
また、アキレス腱へ付着するふくらはぎの筋肉の柔軟性を出すことで、踵の痛みは軽減されます。
運動の前後や、毎晩のお風呂上りなどに左右20秒ずつ、しっかりとふくらはぎのストレッチを行いましょう。
このように、痛みがなくなったら即スポーツ復帰出来る訳ではなく、きちんとリハビリやストレッチなどを行って、競技復帰することが再発予防のためにはとても大切です。
また、患部以外の状態もキチンと確認し、なぜアキレス腱炎になったのかを確認し、患部の回復だけでなく、全身状態の調整、再発予防のトレーニングまで行います。
当院ではプロのスポーツ選手と同じように、あなたにあったプログラムを作成し、健康で美しい、ハイパフォーマンスな身体へと導きます。
どこにいっても解消しなかったあなたのお悩み、是非当院へご相談下さい。
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※「免責事項」お客様個人の感想であり、効果効能を保証するものではありません。