ピラティスとストレス(自律神経)の関係
2015/12/08カテゴリー:スタッフブログ,ブログ,姿勢改善・ピラティス
こんにちは。ピラティス担当の下迫です。
本日はピラティスとストレス(自律神経)の関係についてお話したいと思います。
ピラティスは一般的に、筋力トレーニングと考えられていますが、ヨガと同様にストレス解消に 大きな効果を持つエクササイズ法です。
ピラティスをすることでどのように精神面での効果が現れるのでしょうか?
これらの効果は次の3つの方向から来ると考えられます。
■ 呼吸法?
■ 身体への集中
■ 身体のバランスがよくなることからくるコンディショニングの安定
《呼吸》
ピラティスの呼吸法は、ヨガの腹式呼吸とは違い、胸式呼吸が一般的です。
一般的に腹式呼吸は副交感神経に働きかけてリラックスする効果を持つのに対して、 胸式呼吸は交感神経に働きかけて頭や身体を活性化させる効果を持ちます。
ピラティスレッスンを60分間受け終わった後には、頭がすっきりとした爽快感をもつのはそのためです。
頭はすっきりとして、充実感に溢れて、この後にはなんでもできるのではないかという元気と自信が 満ち溢れた感覚をもつことができます。
《身体へ集中》
身体への集中は、ピラティス特有のインナーマッスルや骨への意識の集中からくるものです。
レッスンにおいては、インストラクターは普段使われることの無い、意識されることのない深部の筋肉や骨に 意識を集中させて、様々な動きをすることを要求してきます。これを行なうためにいままで行なったことの ない自分の身体への意識、自分の身体の内部への意識を持つことになります。
そして、60分間という時間 すべてを使って、自分の体のことだけを考えた時間が使われるのです。このことが他の事を考えることのない 無心に近い時間を作り出すことになります。これは本当にすばらしい時間です。頭から悩みが少しでも 消えていくのがわかります。
《身体のバランスがよくなることからくるコンディショニングの安定》
心というものは、身体によって大きく影響を受けています。
イライラの多くは身体の不調をあらわしている ものといっても過言ではありません。
では身体の不調はどこから来るのでしょうか?
身体の不調は少しずつの自然体からのずれというものが引き起こしている例が数多くあるのです。 体を自然な姿、左右前後のバランスが取れた姿に戻してあげることにより多くのイライラも 無くなっていくのを感じるでしょう。
このように、ピラティスは筋力トレーニングだけでなく、精神面やストレスにも多くの効果が見られます。
レッスンを終えた参加者の皆様は、いつもすっきりした表情でお帰りになられます。
身体だけではなく、心の疲れもとれていくピラティスをぜひお試しください!
監修 日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー 齋藤良気
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