不眠症に対する鍼灸治療

こんにちは。長島治療院です!

最近は気温の変化が大きく服装も大変になってきますね。

さて今回は不眠症に対する鍼灸治療はどのようなことをするかを紹介します!

不眠症とは?


不眠症とは、入眠障害(寝つきが悪い)・中途覚醒(眠りが浅く途中で何度も目が覚める)・早朝覚醒(早朝に目覚めて二度寝ができない)などの睡眠問題があり、そのために日中に倦怠感・意欲低下・集中力低下・食欲低下などの不調が出現する病気です。


https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/heart/k-02-001.html#:~:text=%E4%B8%8D%E7%9C%A0%E7%97%87%E3%81%A8%E3%81%AF%E3%80%81%E5%85%A5%E7%9C%A0,%E3%81%93%E3%81%A8%E3%81%8C%E5%A4%A7%E9%83%A8%E5%88%86%E3%81%A7%E3%81%99%E3%80%82


不眠症はこのように定義されています。


また不眠が改善せず長期間にわたって続く場合があります。不眠が続くと日中に様々な不調が出現するようになります。倦怠感・意欲低下・集中力低下・抑うつ・頭重・めまい・食欲不振など多岐にわたります。このように「1. 夜間の不眠が続き」「2. 日中に精神や身体の不調を自覚して生活の質が低下する」、この二つが認められたとき不眠症と診断されます。


不眠症は伝統医学ではどう見ているの?

心火旺:心の陽気の過亢進状態で、精神的な原因、刺激物の摂取過多などによることが多い。

    (主症状)寝付けない、夢が多い、顔面紅潮、焦燥、じっとしていられない、動悸、胸悶、胸が暑苦しい、口渇が見られる。

心腎不交:心火旺と腎陰虚の症状が見られる。


肝陰虚:肝の陰不足であり、肝陽を抑制できないため肝陽上亢を伴うことが多い

    (主症状)口や喉の渇き、身体の熱感、寝汗、頭痛、顔面紅潮、目の充血、目眩感、のぼせ、動悸、不眠が見られる。


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このように伝統医学では不眠症とはいえ不眠症になる要因が違うと考えています。


伝統医学による鍼灸治療では舌診、脉診、腹診、問診から情報を集めこれらの要因を見つけて手足や背部の経穴を使い


治療を行います。


もし不眠症でお困りの方ご連絡ください。

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