ピラティスで利用する胸式呼吸とは?
2015/02/07カテゴリー:スタッフブログ
こんにちは。ピラティス担当の下迫です。
今日は、ピラティスで使われる「胸式呼吸」について紹介したいと思います^^
ヨガや気功などでは息を吸い込みながらお腹を膨らませる腹式呼吸を用いますが、ピラティスは胸式呼吸をどのような理由で用いるのでしょうか?
【リラックスではなく身体を活発にさせる】
ヨガなどで用いられる腹式呼吸は、リラックス状態になるための呼吸法として知られています。
へその下にある「丹田」を意識して、ゆっくり息を吸いながらお腹を膨らませる腹式呼吸を行なうと、副交感神経の働きが活発になり身体の各部位の緊張が解けていきます。
適度なリラックス状態になると関節が柔らかくなるため、腹式呼吸は難しいポーズを取るヨガに向いている呼吸法といえます。
一方胸式呼吸を行なうと、交感神経の働きを活発にさせるため筋肉が緊張した状態になります。
この筋肉の緊張を負荷として利用することが大事なのです。
【腹横筋を刺激して姿勢矯正】
胸式呼吸を行なうことで、肋骨周辺にある「腹横筋」という筋肉が刺激されます。
腹横筋は左右から脊椎・骨盤を包みこむように位置しているため、脊椎と骨盤を正常な位置に戻すように働きます。
同時に周辺のインナーマッスルも刺激され、筋力の増強に繋がっていくのです。
【胸式呼吸の方法】
胸式呼吸は、普段無意識の内にしている呼吸や腹式呼吸と違って身に付けるまで時間が掛かるものです。
しかし、胸式呼吸を確実に出来るようになるとそれだけでも基礎代謝が向上するので覚えておいて損は無いといえます。
胸式呼吸は、簡単に言えば「息を吸い込むときに胸を膨らませ、吐くときに胸を縮めさせる」呼吸法ですが、息を吸い込むと横隔膜に合わせてお腹も膨らんでしまいます。
そのため、両手を肋骨の辺りにおいて胸が膨らむのを意識すると同時に腹筋に力を入れて常に引き締めた状態にするように心掛けます。
また、肩甲骨を引き下ろすように首を伸ばすと自然に腹筋が引き締まります。
そして息を吐き出すときにも腹筋が引き締まった状態を維持するように心掛けます。
みなさん、できましたか?
呼吸はただ酸素を取り込むためだけに行なわれるものではなく、心身をリラックスされるためや、血行促進などにも活用することが出来る優れた健康法です。
呼吸法には用意しなければならないものが無く、身体一つで出来るのが最大のメリットです^^
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監修 日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー 齋藤良気
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