仙骨座りしていませんか?

皆さんは電車やバスのシートにどうやって座っているか考えたことありますか?
ふかふかで触り心地がいいので、意外と快適に座れていると思っている方もいると思います。
しかし、電車やバスのシートに良い姿勢で座るのは難しく、仙骨の後面を座面に当てる「仙骨座り」になっていることが多いです。

 

「仙骨座り」とは、お尻が前に滑り骨盤が後傾した状態で、仙骨後面と背中(胸椎の高さ付近)の二点で身体を支えている状態のことをいいます。

 

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この二点で支えると普通の座位姿勢時より背中への圧が強くなり負担がかかってしまいます。
習慣的にこの姿勢をとっていると胸椎周辺の筋肉は硬くなります。背中の筋肉は腰につながっていますので、腰の筋肉の硬さや張りの原因になり、最終的には腰椎や骨盤の動きを悪くしてしまいます。

 

通勤時だけでなく、長時間のデスクワーク時の不良姿勢も腰の痛みや骨盤の動きを悪くしてしまうので注意が必要です!

 

<良い姿勢>

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これを参考に通勤時やデスクワーク時の自分の座位姿勢を確認してみてはいかがでしょうか?

 

監修 柔道整復師・鍼灸師・あんまマッサージ指圧師 原田彰

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