歯の黄ばみ【着色】の原因と予防法とは?
2021/11/26カテゴリー:ブログ,スタッフブログ,おすすめ美容情報
歯の黄ばみの原因には
・着色
・歯石の付着
・加齢変化
・むし歯や治療後の詰め物による変色
・神経がない歯
・歯の磨きすぎ
・口の乾燥
・薬品による着色
・遺伝病などによる着色
などが挙げられます。
この中でセルフホワイトニングで対処できるものは「着色」のみです。
着色といっても「毎日歯磨きをしているのに…。」と思われる方も多いかと思います。
今回はどうして歯の表面に色素が着色してしまうのかをご説明します!
【着色の仕組み】
歯の表面は唾液の膜(ペリクル)でコーティングされています。
着色しやすい食べ物を口に入れると、着色成分がペリクルに付着し反応が起こり色素が沈着します。その着色汚れが歯のエナメル質と結合し落ちにくくなって行きます。
【着色の原因】
●食べ物
着色しやすい食べ物として、コーヒーや紅茶、赤ワインなどがメジャーなものだと思います。
コーヒー、紅茶、ココア、赤ワインに含まれるポリフェノールやタンニンという成分は、歯の表面のカルシウムとくっつきやすい性質があり、着色の原因となります。
他にもカレーに含まれるターメリックやブドウに含まれるアントシアニンも色が濃いので残りやすいことが多いです。
ですが、色は薄くとも納豆や豆乳に含まれるイソフラボンもカルシウムにくっつきやすい性質を持っているので、油断は禁物です!
●歯の傷、詰め物
オーラルケアに気を使って一生懸命歯磨きをしているという方は要注意です!
研磨剤入りの歯磨き粉を使用してゴシゴシと強く磨きすぎてしまうと歯に傷がつきます。この傷に食べ物の色素が入り込み汚れて見えてしまう場合があります。
また、詰め物の素材で主流なものにコンポジットレジンというものがあります。これは目立ちにくくお手頃に治療が受けられ、メリットも大きいですが、表面がザラついているので汚れがつきやすいという点もあります。
●口内環境の乱れ
歯垢がなく口内が潤っているのがベストな状態です。歯並びが悪かったりブラッシングが雑になりがちな方は注意が必要です。
口の中でも乾燥した状態では歯に汚れがつきやすくなります。大切なのはサラサラの唾液が必要なだけ出ていることです。ネバネバの唾液でも汚れは付着しやすい状態なので注意が必要です。
【着色度チェック】
□水分補給はお茶やコーヒーが多い
□納豆や豆腐などの大豆製品を頻繁に食べる
□食後すぐに歯磨きをしない
□歯磨きの磨き残しがある
□歯医者さんへは半年以上行っていない
➡️チェックが多いほど着色しやすい生活環境に!
□気がついたら口で呼吸している
□歯並びはあまり良い方ではない
□水をあまり飲まない
□唾液がネバネバすることがある
➡️チェックが多いほど着色しやすい口内環境に!
【着色の予防】
●歯磨きのタイミング
着色を気にせず美味しく食事を楽しみたいからこそ、食後すぐのブラッシングを重視しましょう。
歯に汚れが付着する前に軽く歯磨きをしてしまいしょう。
●唾液を出す
唾液は生活環境の変化を大きく受けやすい箇所です。過度のストレスや空腹状態など様々な影響から分泌物が増減します。なので適度な睡眠や食事を摂り生活習慣を整えることが第一。またこまめに水を摂取するなど、直接的に口を潤したり唾液を出やすくするマッサージもオススメです。
《唾液腺マッサージ》
唾液腺には、耳下腺・顎下腺・舌下腺の3つがあります。これらを刺激することでジュワッと口の中に唾液が広がります。
①耳下腺
頬と耳たぶの間に指を当て円を描くようマッサージします。
②顎下腺
顎の内側を通るように耳の下から顎の先の下まで数カ所に分けて押し上げるように優しくプッシュします。
③舌下腺
両手親指を揃えて顎の真下に当て、舌を突き上げるようなイメージでゆっくりとプッシュします。力を入れずに頭の重さを利用すると楽に押さえることができます。
【当院オススメのケア方法】
セルフホワイトニングでは、独自のホワイト溶液とブラッシングにより歯の表面に付着した汚れを落とし歯を本来の白さに近づけます。
また、虫歯や歯周病の予防などオーラルケアとしてもご利用いただけます。
(※セルフホワイトニングは北浜院のみでご利用いただけますので、ご了承ください。)
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