こんな骨折があるの！？
2023/03/06カテゴリー：ブログ,スタッフブログ,ストレッチ,股関節痛
下前腸骨棘裂離骨折は、サッカーのボールを蹴る動作などで痛む疾患です。
しかしサッカーのみならず、陸上の短距離選手のスタート時に大腿四頭筋の一つである
『大腿直筋』の作用で、下に引っ張られる牽引力（収縮）によって
骨が剥がれてしまいます。
サッカーの蹴る動作や、走る動作などの足を前に出す瞬間に受傷します。
好発年齢は、14～15歳ぐらいとされています。
骨盤の骨が成長して、完成しようとする時期に運動量が増えるのが原因の一つで、
1回の強い牽引力によって未完成の骨が剥がされてしまいます。
このような骨折を起こさないようにするために
日々のストレッチを怠らずに行うことが重要です！
サッカーや陸上部以外の選手も
足を前に持ち上げた際に出る股関節の痛みがあれば
この疾患を疑ってみてください。
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監修 柔道整復師 福山雄気
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