紫外線の基礎知識
2019/04/09カテゴリー:おすすめ美容情報,スタッフブログ,ニュース,ピックアップブログ,ブログ,美容鍼,記事
皆さんこんにちは!
守口・北浜にある鍼灸整骨院、A.T.長島治療院です。
今日は【紫外線の基礎知識】についてお話しします!
まだ4月前半ですが、紫外線をたっぷり浴びる夏の季節はあっという間にやってきます??
今のうちからしっかりと紫外線の対策ができるように、知識を身につけておきましょう!
〈紫外線の種類〉
紫外線は3つの種類に分けられます。
①A波(UVA)?雲やガラスを突き通す性質を持つため、曇りの日でも室内でも、常に身近に存在しています。
エネルギーが弱いため、浴びている感覚は分かりませんが、知らないうちにじわじわと皮膚の老化を進めています。
②B波(UVB)?UVBはエネルギーが強いため、真夏の海辺などでは短時間で火ぶくれを起こす原因となります。
③C波(UVC)?UVCはエネルギーがとても弱いので地上にはほとんど到達しません。
★シミやシワなどの皮膚老化や皮膚癌などの影響を与えるのは主にUVAとUVBになります!★
〈UVAとUVBの皮膚への深達度〉
UVA→真皮にまで到達する
UVB→エネルギーが強く、サンバーンを起こす原因になる
〈紫外線の肌への有害作用〉
紫外線の皮膚への害はいくつかありますが、今回はその中でも紫外線を浴びてすぐに発症する①サンバーンと②サンタンについて簡単にご説明します!
①サンバーン(紅斑形成)
・日焼けで顔が赤くなる事
・UVBによって起こるもので、紫外線を浴びた部分が赤く腫れて熱を持ち、ひどい場合には水泡ができます。
・サンバーンを起こすほどの日焼けは、DNA損傷も伴うので、サンバーンを繰り返すと皮膚癌の原因になります。
②サンタン(色素増強)
・日焼けで肌が黒くなる事
・UVAとUVBの両方によるもので、紫外線を浴びるとメラニンを産生します。
・生成されたメラニン色素は、皮膚のターンオーバーと共に数ヶ月かけて排泄されるが、排泄しきれずに残ったものが【シミ】になります。
他にも紫外線がお肌に与える影響として、【皮膚の乾燥】や【皮膚炎】【シミ】など様々な肌トラブルを起こします。
年を重ねるごとに、なかなか消えないシミやシワに悩まされない為にも紫外線対策はしっかりと行っていきたいですよね(^^)
〈日焼け止めに含まれる紫外線防止成分〉
日焼け止めに使われている紫外線防止成分は、
紫外線散乱剤と紫外線吸収剤に分けられます。
(実際の日焼け止めは、散乱剤と吸収剤の両方を含むものもあります。)
散乱剤のみで作られた日焼け止めは「ノンケミカル」または「吸収剤フリー」と表示されます。
吸収剤を主成分とする物の多くは、ジェルタイプやスプレータイプ、日焼け止め効果のある化粧下地などになります。
次に、散乱剤と吸収剤のそれぞれの違いを見てみましょう!
◆散乱剤◆
①特徴・成分
・皮膚の上に膜をはって鏡の様に紫外線を反射する。
・成分→酸化チタン、酸化亜鉛、酸化セリウム、タルク
②メリット
・物理的に紫外線を反射するため肌に負担が少ないのと、崩れたり取れたりしない限り、効果が続く。
③デメリット
・ものによっては塗ると肌が白っぽくなる。
◆吸収剤◆
①特徴・成分
・肌の上で紫外線を吸収し、熱などの別のエネルギーに換えて放散する物質。
・成分→オキシベンジン、パルソールA、サリチル酸2オクチルなど
②メリット
・さらっとしていて透明で使用感が良い。
・濃度を高くする事で高いSPF値を簡単に再現できる。
③デメリット
・紫外線を吸収剤しながら化学変化を起こすため、肌に負担がかかる。
・塗ってから時間がたち、吸収しつくすと効果が下がるものが多いため、こまめな塗り直しが必要。
このように散乱剤、吸収剤のそれぞれにはメリットやデメリットがあります。
1番はご自身のお肌に選ぶ事が大切になります!
日焼け止めの相場としては800?2,500円と言われていますが、保湿成分などが価格に若干反映されている事もあるので、お肌が弱い方は極端に安いものは避けるようにしましょう。
この夏こそ、紫外線に負けないためにも今のうちからしっかりと対策を行っていきましょう(^^)
監修 鍼灸師 小林愛弥
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