サッカー日本代表清武選手を苦しめる第5中足骨骨折とは?
2015/12/15カテゴリー:スタッフブログ,記事
プロサッカー選手清武弘嗣選手も苦しめられている足のスポーツ傷害についてお話します。
第5中足骨骨折(足外側の骨)とは、別名「下駄骨折」や「ジョーンズ骨折」とも呼ばれます。
下駄骨折では、踏み外した際に足首を内側に捻挫し筋肉の急激な収縮により裂離骨折となります。もともと、下駄を履いてる人がよく捻挫をして骨折することが多かった為、このような名前が付いています。
ジョーンズ骨折では、長時間によるランニングや繰り返すジャンプなどによって疲労骨折を起こしてしまいます。ジョーンズ骨折の場合、手術適応になる場合がございますので早期に整形外科又は整骨院での受診を受けてください。
【症状】
足外側の腫れ・体重をかけた時の痛み・歩いている時の痛み・患部の痛みが主な症状として出てきます。
【治療方法】
治療は基本的にギプス固定が多いですが、症状の程度によってはギプスがいらない事もあります。
当院での治療は…
骨折の治療に対してLIPUS(低出力超音波パルス)という機械を患部に当てます。これにより骨折の癒合を促進し早期回復を目指します。
また、LIPUSはしっかりとしたエビデンスが認められており、一日20分患部にLIPUSを照射することで約40%骨折の癒合を促進するとも言われています。
なのでまずしっかり骨癒合を図り、固定が外れたら可動域訓練や筋力強化を行い、早期復帰に向けてお手伝いさせて頂きます。
当院は、痛みの治療だけでなく、競技への復帰や競技のパフォーマンスアップまで個別に対応させていただきます。
痛みがなくなったから練習に参加する、試合に出るという形で復帰すると、再受傷や他の部位の怪我にも繋がります。
しっかりとリハビリを行い、怪我をする以前よりも良い状態になって復帰することで、受傷前の状態以上に良い状態でプレーをすることも可能になります。
骨折だけでなく、他の疾患の治療、リハビリも可能ですので、気になる症状のある方は是非当院にお問い合わせください。
監修 柔道整復師・鍼灸師・あんまマッサージ指圧師 原田彰
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