下腿シンスプリントについて
2024/02/29カテゴリー:ブログ,その他
今回は皆さん一度は聞いたことがあるかもしれない(シンスプリント)についてお話ししようと思います。
まずこの疾患はランニングなどをしている方に発症しやすく、下の写真のように脛骨(すね)に痛みを覚えます。
シンスプリントには種類があり、骨の周りを覆っている膜の骨膜に炎症が起きているか、骨そのものに疲労骨折が起きているかの2パターンあります。
この2つのどちらも使い過ぎによって起きるものですが、場合により長い期間休養が必要になります。
シンスプリントの特徴として、脛骨(すね)の下3分の1らへんによく見られ、もし一か所に痛みがある場合は疲労骨折の可能性が高い疾患です。
主に原因となる筋肉は足首や足の指を動かすのに関与する下の図のような筋肉が関係しています。
これらの筋肉は下腿(膝関節から足関節までの間)から始まっており、この部分を多用することで疲労がたまりやすくなっています。
また単なる筋疲労だけではなく足の形によってもシンスプリント助長することもあり、足のアーチがなくなって偏平足のようになれば上の写真にもあるような筋肉にストレスがかかってしまい引き起こされます。
主に治療としてはインソールなどを活用し、足にアーチを作りストレスを軽減するなどが有効とされており偏平足などの場合は足の指をしっかり使ってあげるトレーニングでも改善できます。
本院ではオーダーメイドインソール作成も可能なので、もし脛骨(すね)の内側が痛い時や偏平足などでお困りの方はいつでもご相談ください。
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