食欲がない、体がだるい。。。そんな人は要注意!脾の乱れとは!?
2020/10/31カテゴリー:その他,スタッフブログ,ブログ,記事,鍼灸治療
こんにちは、守口市、大阪市北浜の鍼灸整骨院のA.T.長島治療院です。
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前回、東洋医学の肝、心、脾、肺、腎の五臓を用いた体質分けを紹介いたしました。
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簡単なチェックシートを使ってみなさんに自分の体質を知ってもらいましたが、その体質を詳しく説明をしていきます。
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今回は、脾のチェック項目が多かったタイプの説明をしていきます。
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脾のチェック項目を確認してみてください。
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□?お腹が緩いことが多い、冷えやすい
□?思い悩む事が多い
□?口内炎ができやすい
□思考がまとまらない
□?食欲があまりない
□?甘いものが大好きでよく食べる
□血尿や皮下出血が出ている
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前回からいくつか増やしましたが?この中で5つ以上チェックがつけば、脾タイプと言えるでしょう。
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脾は体内の栄養を生み出す、食欲不振や胃腸の不調は要注意
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東洋医学の脾は飲食物を気の源となる栄養に変え、栄養を全身に巡らせる心や肺に運ぶ機能があります。
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そのため、その人の気の量は脾の機能に左右されます。脾の異常で機能が低下すると各組織の栄養が不足し、また消化吸収が阻害され、食欲不振となります。
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めまいや頭痛が起こることもあり、全身性になれば息切れや倦怠感、身体の痛みが起こります。
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?脾は血を固め、血管内に留まらせる働きがあります。そのため、この機能が異常を起こすと血便、血尿、皮下出血が起こります。
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また脾は水分を吸収し、体内に停滞するのを防ぐ働きがあるため、脾の働きが低下すると軟便や下痢が起こるようになります。
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脾は思考や推測、注意力、記憶など精神活動と関係が深く、それらが過度になると脾の働きに影響を与えます。
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上で述べたような症状と繋げてみると脾の異常が顕著に出る人は皆様の周りでも少なくないのではないでしょうか。
(気が張るとお腹が緩くなったり食欲がなくなる、ストレスで血尿が出たなど。)
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脾は、唇、口、肌肉(皮下組織、筋肉)などと繋がり、脾の異常はこれらの器官に影響を与え、口の乾燥、口内炎、四肢の無力感、内臓下垂なども起こしてしまうことがあるので注意が必要になります。
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自分の体質を知り、これらの症状などには気をつけてください。
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脾の乱れを知るためには
体に症状が出る前に、体の反応を知る方法があります。それは、ツボ押しです。
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?太白
脾の異常をきたす前に反応が出やすいツボを紹介します。脾経の原穴である「太白(たいはく)」穴になります。
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太白は、足の土踏まずの方から表裏の境目を指先の方に滑らせていくと、親指の付け根で指が止まる場所にあります。
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思い悩んだり、気を張りつめすぎたりしていると脾の異常をきたす前にはこの部分が柔らかくなったり凹んだりすることが多く、脾の異常をきたすサインと考えてください。
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また、脾の機能を調整するツボにもなりますので、脾の異常をきたしたときは痛気持ちいい程度2〜3秒ゆっくりと親指で指圧マッサージしてみてください。
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今回は、脾の異常を紹介しましたが、誰もが脾の異常をきたしてしまうことがあるので、皆さん注意が必要です。
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これらの症状には、鍼灸治療が有効ですので気になる方はご相談ください。
守口院
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監修 鍼灸師 原田彰
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