美容鍼灸で期待できる効果って?~応用①ターンオーバーの仕組み~
2016年1月19日9:21 PM カテゴリー:おすすめ美容情報,スタッフブログ,ニュース,ブログ,美容鍼,記事
みなさんこんにちは!小林です(*^^*)
前回、《美容鍼灸で期待できる効果って?~基礎編~》を紹介させていただきました。
まだご覧になっていない方は是非こちらから読んでみてください!
→https://at-n.net/usual/3585/
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さて本日は応用編『ターンオーバーの仕組み』ということで、
簡単ではありますがまずは【皮膚学】をざっと説明させていただきます☆
私たちの体は1枚の皮膚で隙間なく覆われています!
大人1人の皮膚の重さは体重の約16%にもなるそうです。
この皮膚は 表皮(約0.2ミリ) 真皮(約1.8ミリ) 皮下組織 の3層に分けられますが、
表皮と真皮で2mm、最もぶ厚い足の裏でも3mmくらい。
顔の皮膚に至っては、一番薄いまぶたは何とたったの0.6mmΣ(゜゜)!!!!
世のお化粧をされる皆様…
アイメイクをこすって落としてはいけない理由がお分かりいただけたでしょうか・・・。
とても繊細なので丁寧なケアをしていく必要がありますね♪
そして今日の本題!
よく耳にする『ターンオーバー』ですが、だいたいのイメージはつくけど…という方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
ターンオーバーとはわずか0.2mmほどの表皮で行われています。
表皮は外側(体の表面)から、
①角質層 ②透明層 ③顆粒層 ④有棘層 ⑤基底層 と5つの層になっていて、
基底層で作られた細胞が分裂してどんどん上に移動しながら
⑤´基底細胞 → ④´有棘細胞 → ③´顆粒細胞 → ①´角質細胞 と変化していきます。
(「※透明層は、手のひらや足裏などの皮膚が厚い部分のみに存在します。)
一番外側の角質層は一定期間その場にとどまり、表面から順番にアカとなってはがれ落ちるので、常に一定の厚さに保たれています。
このように、お肌の細胞が毎日少しずつ生まれ変わる動きをターンオーバーと言います。
個人差はありますがだいたい28日~56日で基底層から角質層までたどり着き、剥がれ落ちるといわれています。
基底層で質の良いお肌が生まれても、外側に出てくる途中で強い紫外線に当たったり、
過剰な角質ピーリングなどで皮膚に炎症を起こしてしまうとターンオーバーサイクルが短くなります。
肌荒れや乾燥、バリア力の低下でも同じことが言えます!!
夏はしっかり日焼け対策・予防を心がけ、
今の時期はできるだけ乾燥しないようにしっかりと保湿しましょうね☆★
美容鍼でお肌の状態を良くしていけば、自分に合った正常なターンオーバーサイクルを取り戻すことが可能です。
少しだけでいいんです。自分自身のお肌と向き合う時間を作ってみませんか(*^^*)?
自宅ケア、ツボ押しなどお教えさせていただきますので、治療院でお待ちしてます。
監修 鍼灸師 小林愛弥
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