日本ハムファイターズ清宮選手を苦しめた有鈎骨骨折とは?
2019/03/11カテゴリー:スタッフブログ,ブログ,記事
こんにちは!守口・北浜にある整骨院の長島治療院です(^^)/
3月に入り気温も暖かくなり、プロ野球もシーズン開幕が近づいてきましたね!
そんな中、日本ハムファイターズの清宮選手がシーズン前に手首の怪我で離脱してしまいました。
清宮選手は、手首の有鈎骨骨折と診断され手術まで行ったと報道がありました。
今回は、その有鈎骨骨折とはどのようなものかをご紹介します!
有鈎骨とは!?
手関節を構成している骨の一つです。
なぜ有鈎骨骨折が起こるの?
野球・テニス・ゴルフなどで、バット・ラケット・クラブなどを強く握ってボールを打った時に直接外力が加わることにより発生します。また、拳での殴打でも発生することがあります。
継続的に繰り返される外力により疲労骨折の場合もあります。
清宮選手は、最近グリップエンドを太くしたそうです。
グリップエンドが太くなったことにより有鈎骨に負担がかかり骨折したと思われます。
どんな症状?
上記の写真のポイントを押すと痛みが著名に見られます。
受傷直後は患部に腫れが見られ、皮下出血も伴う・握り動作中の痛み・場合によっては腱の断裂や神経障害を伴うこともあります。
治療法・リハビリは?
一般的に保存療法の場合、3ヶ月以上のギブス固定を行います。
偽関節(骨折部の骨癒合が完全に停止している状態)の場合は、骨片を手術で取り除かなければいけません。
受傷直後は、アイシングを行い安静にし痛みがなくなるまで固定します。固定後は、関節可動域アップの為、ストレッチや筋力アップのトレーニングを行います。
1つだけ簡単な手首のエクササイズをご紹介します。
ペットボトルを水平に持ち、そこから下記図のように持ち上げます。
早期に治療を行わないと手術になってしまうこともあるので、ラケット・バット・クラブなどを使う競技の方で小指側に痛みが伴う場合は早期に専門機関に受診してください。当院では、整形外科のご紹介も行っておりますのでお気軽にご相談下さい。
当院での治療は…
骨折の治療に対してLIPUS(低出力超音波パルス)という機械を患部に当てます。これにより骨折の癒合を促進し早期回復を目指します。
また、LIPUSはしっかりとしたエビデンスが認められており、一日20分患部にLIPUSを照射することで約40%骨折の癒合を促進するとも言われています。
なのでまずしっかり骨癒合を図り、固定が外れたら可動域訓練や筋力強化を行い、早期復帰に向けてお手伝いさせて頂きます。
当院は、痛みの治療だけでなく、競技への復帰や競技のパフォーマンスアップまで個別に対応させていただきます。
痛みがなくなったから練習に参加する、試合に出るという形で復帰すると、再受傷や他の部位の怪我にも繋がります。
しっかりとリハビリを行い、怪我をする以前よりも良い状態になって復帰することで、受傷前の状態以上に良い状態でプレーをすることも可能になります。
骨折だけでなく、他の疾患の治療、リハビリも可能ですので、気になる症状のある方は是非当院にお問い合わせください。
監修 柔道整復師・鍼灸師・あんまマッサージ指圧師 原田彰
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