羽生結弦も棄権!足関節外側靭帯損傷とは?

こんにちは!長島治療院です!(^^)!

 

今年も残りわずか。あと少しで新年を迎えますね。

 

 

 

2018年といえば!!

 

そうです!!平昌オリンピックが開催される年ですよね!(^^)!

 

冬季オリンピックの数ある中でもフィギュアスケートは注目の競技ですよね。

先日行われた大会で代表選手の発表がありましたが、代表選手に選出されている羽生結弦選手は11月の大会の公式練習の際、ジャンプの着氷時にバランスを崩し足首を負傷していましたね。

 

羽生結弦選手は関節外側靭帯損傷であると診断されました。

 

ここでは足関節外側靭帯損傷についてお話しします。

 

 

 

足関節外側靭帯とは

 

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足関節の外側にあり、前距腓靭帯・踵腓靭帯・後距腓靭帯の3つで構成されており、

足首を内側に捻る動きを止めてくれる働きがあります。

 

 

 

足関節外側靭帯損傷とは

 

関節が外から加わった力により本来の可動域を超えるストレスによって生じる靭帯の障害です。

足関節を内側に捻った時に3つの靭帯のなかでも前距腓靭帯が損傷しやすくなっています。

捻挫と一言で言っても靭帯が伸びる場合や、部分断裂、完全断裂と重症度は様々です。

 

 

 

症状

足関節捻挫により靭帯の損傷がある場合は炎症が起こります。

炎症が起こると、

・発赤(赤くなっている)

・熱感(触ったときに熱くなっている)

・腫脹(腫れている)

・疼痛(何もしてなくても痛みがある)

・機能障害

などが起こります。

 

 

 

捻挫してしまったらどうしたらいい?

 

捻挫をして初めの応急処置で大切になるのが「RICE処置」です。

R:REST(安静)

I:ICE(冷却)

C:COMPRESSION(圧迫)

E:ELEVATION(挙上)

 

 

この時に皆さんがよくする間違いで多いものが、「保冷剤で冷やす」ことです。

保冷剤だと冷えすぎてしまい、低温やけどなどの悪影響が出てしまうので良くありません。

 

冷やすときは必ず氷で冷やしましょう。

 

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当院での治療・リハビリ

 

まず初期では疼痛や腫れなどの炎症症状を最小限に抑えるための電気治療や、

安静を保てるようにテーピング固定をしていきます。

 

固定などで動きが制限されると可動域制限も出やすくなるので、

この固定期間中も足の指を動かしておきます。

 

痛みや腫れが落ち着いていたら関節可動域の改善や

同じような捻挫を繰り返さない為にトレーニングを行っていきます。

 

 

 

足を捻ってまあいっかと放置しておくのではなく、痛み・可動域の早期改善や再発防止のためにも早期治療が効果的です。

 

 

 

監修 柔道整復師・鍼灸師・あんまマッサージ指圧師 原田彰

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